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血圧測定は服の上から?素肌の腕?どちらが正しいか

ガイドラインは服の上ではなく素肌の腕で測るよう勧めています。厚い袖やたくし上げた袖が値を歪めるためです。その影響が実際どれほどか解説します。

この記事は教育目的のコンテンツであり、医学的アドバイスではありません。血圧については必ず医療専門家にご相談ください。

カフは素肌の腕に巻きましょう。アメリカ心臓協会(AHA)をはじめ、主要な測定ガイドラインはいずれも、カフは袖の上ではなく素肌に当てるべきだとしています。薄いTシャツなら通常は数mmHg程度しか値は変わりませんが、厚いセーターやきつくたくし上げた袖ではもっと大きくずれることがあり、しかもその方向は予測できません。服が測定値をどちらへ動かすかを確実に見通すことはできないので、安全な習慣は毎回腕を素肌にすることです。

理由は、カフが実際に何をしているかにあります。カフは腕を締めつけ、圧を抜きながら戻ってくる脈を聞き取ります。ですからカフと肌のあいだにあるものは、その信号を弱めたり歪めたりし得ます。血圧測定に関するAHAの科学的声明は、素肌の腕を正しい手技の一部として挙げています。研究によれば、薄い袖による平均的な影響は小さく、多くの場合わずか数mmHgですが、高齢者を対象とした研究では袖の上で収縮期血圧がおよそ4mmHg高く測定されており、個人差も大きいことが分かっています。数mmHgはささいに聞こえますが、それが週ごとに「正常」と「高値」のラベルの分かれ目になるとなれば話は別です。

短い答え:素肌の腕が勝つ

ガイドラインはこの点で一致しています。血圧測定に関するAHAのルールCDCはどちらも、カフを素肌の上腕に、心臓の高さで巻くよう説明しています。目的は堅苦しさそのものではありません。測定も補正もできない変数を取り除き、値がその日たまたま着ていたシャツではなく、あなたの血圧を反映するようにすることです。

状態研究が示すこと
素肌の腕すべてのガイドラインでの基準
薄い袖(Tシャツ)通常は小さな影響、多くは数mmHg
厚い袖(セーター)より大きく予測しにくいずれ
きつくたくし上げた袖腕を締めつけ値を歪めることがある

そもそもなぜ服で値が変わるのか

カフの下に布があると、二つのことが起こります。第一に、生地がクッションを加えるため、カフは動脈に届く前に余分な層を通して働かなければなりません。第二に、これは多くの解説が見落とす点ですが、カフが腕に平らに当たらなくなり、圧の広がり方の均一さが変わります。薄くなめらかな生地はほとんど干渉しません。厚い、あるいはしわの寄った生地はより干渉し、袖は厚み・織り・たくし上がり方が異なるため、誤差の大きさは測定ごとに予測しにくくなります。

その予測しにくさこそが本当の問題です。服がいつもきっちり5mmHgを加えるのなら、頭のなかで引けばよいでしょう。しかしそうはいきません。ある研究では袖が値を上げ、別の研究ではほとんど動かず、人による幅も大きいものでした。測定できない誤差は補正できないので、よりすっきりした対処はそれを取り除くことです。

たくし上げた袖の落とし穴

ここに、慎重な人でも犯す間違いがあります。腕を素肌にするよう言われて、腕を袖から抜くのではなく袖を押し上げてしまうのです。太い腕に押し上げた袖は、カフの上できつい帯状にたまり、部分的な止血帯のように働いて腕を締めつけ、結果を歪めます。これでは、そもそも肌を素肌にする意味がなくなってしまいます。

対処は簡単です。袖がゆるく上にすべり、カフの上にきつい輪を残さないなら問題ありません。袖がたまったりきつく感じたりするなら、腕を袖から完全に抜くか、測定する日は半袖を着ましょう。カフに必要なのは、単に肌が見えていることではなく、なめらかで締めつけのない上腕です。カフそのものを正しく配置することは、その下に何があるかと同じくらい重要です。

袖の上から測っても十分なとき

現実の暮らしは診察室ではありません。旅行中だったり、寒い部屋にいたり、単に薄いシャツを着ているだけなら、薄い一枚の上から測っても多くの場合十分近い値になり、少しずれていても一貫したやり方は、まったく続けないよりましです。鍵となる言葉は一貫です。いつも同じ薄いTシャツの上から測れば、多少高めに出ても値どうしは比べられ、それこそが時間の経過による傾向を見つけるうえで大切なことです。

避けたいのはやり方を混ぜることです。ある朝は素肌、翌朝は厚いセーター、その次の日はたくし上げた袖、では、健康とは何の関係もない理由で数値が揺れてしまいます。素肌の腕を基本にし、毎回同じやり方を保ち、やむを得ず変えたときはそれを記録しておきましょう。

記録の習慣が役立つところ

一貫性は習慣であり、習慣は何かが細部を代わりに覚えてくれると続けやすくなります。BPlusはウェルネスと記録のためのツールであって医療機器ではなく、あなたの血圧を代わりに測ることは決してありません。腕を素肌にし、自分のカフ式モニターを使うのはあなた自身です。

このアプリがするのは、測り終えた瞬間に値を取り込むことです。収縮期・拡張期・脈拍を入力するか、自分のモニターの表示をカメラで読み取れば、入力せずに数値が収まります。各記録には時刻・日付・測った腕が刻まれ、「素肌の腕、寒い部屋」や「旅行中にTシャツの上から測定」といったメモを添えられるので、やり方の変化がおかしな数値を説明するかどうかを後で確認できます。時間とともにアプリは傾向をグラフ化し、各値を広く使われている色分けカテゴリーに振り分け、医師に見せられるPDFやCSVを書き出します。すべてはアカウント不要で端末内にとどまり、全体像は機能ページで確認できます。

よくある質問

服の上から測ると必ず血圧は上がりますか? いいえ、そこが厄介なところです。平均すると薄い袖は値をわずかに押し上げますが、その影響は人によって大きく異なり、どちらの方向にも動き得ます。予測できないため、ガイドラインはその変数を取り除き、素肌の腕で測るよう勧めています。

薄いTシャツの上から測ってもよいですか? 日々の記録なら、薄い一枚の層は通常、値を数mmHg変える程度なので、腕を素肌にするのが難しいときには許容できる妥協です。ただし毎回同じにし、できるときは素肌の腕に切り替えてください。

袖をたくし上げると、なぜ時に悪くなるのですか? 太めの腕に押し上げた袖は、カフの上で腕を締めつけるきつい帯状にたまることがあり、なめらかで薄い袖よりも値を大きく歪めることがあります。袖がたまったりきつく感じたりするなら、腕を完全に抜きましょう。

値がばらつくのは服のせいでしょうか? そうなり得ます。特にやり方が日によって変わる場合です。毎回、素肌の腕で同じ姿勢とカフの位置を保てば、ばらつきの原因として服を取り除けます。

手短にまとめると

できるときはいつでも素肌の腕で測りましょう。薄いTシャツは通常わずか数mmHgの差ですが、厚い袖やきつくたくし上げた袖は値をより大きく、しかも予測できない形で動かすため、後から補正することはできません。袖がきつい輪にたまるなら、ただ押し上げるのではなく、腕を抜くか、測定する日は半袖を着ましょう。何より、毎回やり方を同じに保ち、値が週ごとにきれいに比べられるようにしてください。もし値が180/120mmHg以上に達し、素肌の腕で測り直してもそのままなら、直ちに医療機関の助けを求めてください。

参考資料

測定値を、ひとつの落ち着いた場所に

BPlusは記録を手間なく——手入力でもモニターのスキャンでも記録し、トレンドを見守り、必要なときに医師に見せられるレポートを書き出せます。

医療に関する免責事項。 BPlusは、血圧測定値の記録・整理・理解を助けるウェルネスおよび情報提供のためのツールです。医療機器ではなく、いかなる疾患の診断・治療・治癒・予防も行いません。BPlus自体が血圧を測定することはありません。必ず資格を持つ医療専門家にご相談ください。測定値は、臨床的に検証された血圧モニターの代わりにはなりません。

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